BOを始めるならまずは『ハイローオーストラリア』

『ハイローオーストラリア』は海外バイナリーオプションにおいて日本人利用者数ナンバー1の業者です。

その理由として、最大ペイアウト率2.30倍で最も倍率が高い事、日本国内に決済代行会社を置いている事で入出金におけるトラブルが無い事が挙げられます。

更に口座開設後には5,000円のキャッシュバックボーナスが付与されるので、その資金を元手に初めは取引を行う事ができ、敷居低くバイナリーオプションを始める事が出来ます。

Highlowナビ

ハイローオーストラリアが撤退する噂はどこから出たのか?また本当に撤退する可能性はあるのか

bo-kouryaku

こんにちは真咲です。今回は「ハイローオーストラリアがバイナリーオプション業界、あるいは日本から撤退する」という噂について解説を行っていこうと思います。

“バイナリーオプション=ハイローオーストラリア”と言われる程、人気の業者に何故このような撤退話が噂されるようになったのでしょうか。

結論から言えばハイローオーストラリアが撤退するような可能性は極めて少ないのですが、噂の原因となった理由を知る事で安心して取引を行う事が出来ると思いますので知っておいて損は無いと思いますよ。

ハイローオーストラリア
公式ページ

「撤退」とは日本へのサービス提供を辞めるという意味

撤退とは日本へのサービス提供を辞める事

噂されている「撤退」の意味ですが、これは日本へのサービスの提供を辞めるという言意味です。

日本だけでも多くのトレーダーが存在するハイローオーストラリアですが、万が一日本からの撤退を考えているのであれば、事前に情報や共有がされるはずですよね。

ログイン障害や不具合の時は何もアナウンスしないハイローオーストラリアでも、運営会社が変わる際等、重要な事についてはこれまでにも必ずお知らせしています。

そもそも2019年に運営会社が変わったのは、ハイローオーストラリアを日本で提供し続けれる様にするためですので、現状で日本からの撤退の可能性は極めて低いと感じています。

結論:ハイローオーストラリアが撤退する可能性は低い

後程解説しますが、ハイローオーストラリアは運営会社が変わったりトレーダーの口座移転等がありました。ですがこれらの事はハイローオーストラリアが日本でのサービスを提供する為に行った事であり、またそれに伴い大きな資金を投資しているはずです。

ちなみに日本の個人投資家の人数はご存知でしょうか?日本の投資家人口は、東証レポートによると約5,000万人居ます。投資内容はFXや株を始め様々ですが、人口の4割は何かしら投資を行っているという事です。

この様に投資人口の多い日本で、現在シェア数TOPを誇るハイローオーストラリアが撤退する理由がありません。逆に何としてでも提供を継続したいと考えているのではないでしょうか。

ですので「撤退」というのはあくまで噂であり、現状日本からの撤退はとても考えにくいですね。しかしどんな理由や経緯でハイローオーストラリアの撤退噂がされたのでしょうか。次項からその理由についてお伝えしようと思います。

ハイローオーストラリア
公式ページ

ハイローオーストラリアが撤退すると噂された5つの理由

まず、ハイローオーストラリアが撤退すると噂された理由は大きく分けて5つあります。

撤退すると噂された理由


・日本国内のバイナリーオプションのルール改正
・「ForexMagnates」の記事を見たトレーダーの早とちり
・欧州でのバイナリーオプション規制強化
・本国オーストラリアでの規制強化
・運営会社の変更
・他業者の日本撤退

これらの事が原因だと言われています。大半の理由は規制によるもので、規制が厳しくなっていく事で、「いずれ日本からハイローオーストラリアが撤退するのではないか」と言った噂が広まっていったと考えられます。

日本国内のルール改正や他業者が撤退していったのは昔の話ですが、この頃はハイローオーストラリアだけでなく、バイナリーオプション業界全体で「もうダメか」なムードが流れていたのを今でも覚えています。

それでは噂の原因となった当時の出来事を1つずつ振り返っていきましょう。

【2013年】日本国内のバイナリーオプションのルール改正

日本の金融庁イメージ

始まりは2013年です。この年以前までは、日本国内のバイナリーオプションは現在の海外バイナリーオプションとほぼ変わらないルールで取引が出来ていたのですが、投機的になりすぎないようにという意味でルールが変わりました。

2013年改正前


・口座登録を行えば即取引が可能
・短期取引が可能
・取引方法も単純に指定時間までに為替レートが上がるか下がるかを予想するだけ

ほとんど現在のハイローオーストラリアと変わらない内容ですよね。これが国内のバイナリーオプションだったんですよね。そして規制後どうなったかと言うと…。

2013年改正後


・口座登録後、投資に関するテストに合格しなければ取引が出来ない
・短期取引の廃止。連続取引には2時間以上の間隔が必要
・ゴールの目標を決める必要があり、目標額に近いとペイアウト率が増加する取引が主流に

ルール改正後はまるで別物になりました。特に連続取引の廃止で、2時間の間隔が必要になったのは大きな仕様変更ですね。これによって相場が大きく動いているチャンスな場面でも1回しか取引が出来ないので、機会損失が増えます。勿体ないですよね…。

またこの際、改正後のルール変更に従わない業者は日本国内での営業を停止としました。この様な状況になったためハイローオーストラリアは撤退するのではないかと囁かれました。

実際、日本国内で営業する多くの海外バイナリーオプション業者に撤退勧告が出された様ですが、海外業者なので強制力は無くハイローオーストラリアは継続して取引を提供しました。

【2014年】ForexMagnatesの記事がきっかけで噂が立つ

フォレックスマグネイトの記事がきっかけとなりハイローオーストラリアの撤退が噂される

次は1年後の2014年の出来事です。

現在は削除されているため原文を見る事は出来ませんが、海外のFXプレミアニュースサイト「ForexMagnates」が『日本の金融当局が通貨取引業界の世界的整備を強化する一環として、オーストラリア金融サービスプロバイダーが日本人向けに提供する金融サービス禁止を計画している』といった趣旨の記事を2014年5月1日に出しました。

この記事をきっかけにオーストラリアに拠点を置くハイローオーストラリアも日本へのサービスを中止、撤退するのではないか?と噂が立つようになりました。

同時期にオーストラリアの大手FXブローカー「Pepperstone社」が日本顧客の新規口座開設を終了、同年で日本へのサービスを中止し撤退したことや、同じくオーストラリアの「AxiTrader社」が日本から撤退した事が、ハイローオーストラリア撤退の噂を広げる要因となっています。

しかし撤退したのは結局FX業者だけで、ハイローオーストラリアが撤退する事はありませんでした。

ハイローオーストラリア
公式ページ

【2018年】欧州でのバイナリーオプションが全面禁止に

ESMAイメージ

この頃日本やオーストラリアだけでなく、世界中でバイナリーオプションを含む金融商品取引の規制が強まっていました。規模が大きくなった事で再びハイローオーストラリアの日本撤退が囁かれるようになったんですよね。

特に大きかったのは、2016年にベルギーとオランダでバイナリーオプションの禁止を決めたを皮切りに、徐々にヨーロッパ全体がバイナリーオプションを禁止にする動きが出始めた事です。

そして始まりから約2年後の2018年3月27日には遂にEU(欧州)全体を監視監督する欧州証券市場監督局(ESMA=European Securities and Markets Authority)がバイナリーオプションの全面禁止を決定しました。

ここで「今度こそハイローオーストラリアは日本でのサービスを辞めるだろう」という憶測が広がりましたが、結果的にこの時も撤退はありませんでした。

【2019年】オーストラリアでの規制強化

ASICイメージ

次の噂は2019年の後半です。8月にオーストラリア証券投資委員会のASICが「バイナリーオプションの禁止及びCFDの取引制限に関する規制策案」という規制策を発表しました。

ハイローオーストラリアはASICのライセンスを持って運営していましたから、SNSやYouTubeなどでも「これは流石に撤退するだろう」といった噂が広がりました。

私が知る中ではこの時の「撤退の噂」が一番のピークでした。運営拠点がオーストラリアなので、このままでは勿論ハイローオーストラリアは運営出来なくなってしまいますからね。

ハイローオーストラリアはこの事態の対策として、運営拠点をマーシャル諸島共和国に移転しました。

【2019年】運営会社の変更と全トレーダーの口座移行

2019年に口座移行が行われる

現時点で最後に撤退の噂が出たのは2019年6月です。先程の項目でもお伝えしたようにハイローオーストラリアは運営拠点をオーストラリアからマーシャル諸島に移し、その際にこれまでのハイローオーストラリア運営会社「HighLow Markets Pty Ltd」から、「HLMI Ltd」へと変更になりました。

これはオーストラリア金融庁の規制が厳しくなりサービス提供が困難になったためです。そのため、マーシャル諸島共和国の事業会社法から許可を受けている「HLMI Ltd」に運営を譲渡したという事ですね。

また、運営会社が変わるという事で取引画面のURLにも変更があり、全トレーダーは引継ぎの為の「口座移行」が行われました。

変更前:https://jp.trade.highlow.net/
変更後:https://trade.highlow.com/

この背景を知らない方が、「会社が変わった…もうダメだ」と噂をするようになりました。ですがこの変更は今後もハイローオーストラリアを日本で提供する為です。

運営拠点の移転を行った事でハイローオーストラリアはオーストラリアの規制を受けず、これまでの様に運営を行なえますので、今後も同様の原因で撤退するということは考えにくいですね。

ハイローオーストラリア
公式ページ

「HighLow Markets」が日本撤退したという事は事実

オーストラリア以外でのサービスの提供が難しくなったハイローオーストラリアは「HLMI Ltd」に運営を譲渡する形で日本での運営を継続する事に成功しました。

つまり、当初ハイローオーストラリアの運営を行っていた「HighLow Markets」に関しては完全に日本を撤退していますので、この点に関しての「撤退」は事実ですね。

トレーダーからすると運営会社の変更前後でサービスに関しては何も変わっていないのであまり実感はありませんが。

余談ですが、私も含めて皆さんが呼んでいる「ハイローオーストラリア」の正式サービス名は、運営会社変更以前は「ハイローマーケッツ(HighLow Markets)」であり、「HLMI Ltd」が引継いでからは「ハイロードットコム(Highlow.com)」に変わっています。

まとめ:「撤退」の噂は過去の出来事の積み重ねであり、現状での撤退の可能性は低い

最後までお読み頂きありがとうございます。今回はハイローオーストラリアの撤退の噂について解説しました。

噂される理由の多くは各国の金融規制による物で、運営会社の不祥事や赤字などではありません。そのため、今後更なる規制でも来ない限りはこれまで通りハイローオーストラリアは運営出来ると思います。

また、規制がかかった場合でも、2019年の時の様に拠点移動を行う事でサービスの提供を続けると思いますので、撤退する可能性は極めて低いと言えます。

それどころかスマホ版のUIを一新したり、取引毎にキャッシュバック抽選のかかる「ジャックポットボーナス」を導入すると言った新たな取組を行っている程なので、撤退する気は全く無さそうですね。

我々トレーダーも引き続き安心して取引が出来るでしょう。

最大ペイアウト率2.30倍
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ハイローオーストラリアversion4.0取引画面

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ABOUT ME
真咲 武人
真咲 武人
BOトレーダー/ライター
「海外バイナリーオプション攻略専門サイト」の製作者及び運営者です。バイナリーオプションは2014年から開始。

2011年~2019年まで為替情報や経済情報を発信するメディア事業に就いており、その際にバイナリーオプションを知った事がきっかけでBOトレーダーに。

現在は同社を退社し、バイナリーオプション、FX、仮想通貨トレーダーとして活動中。

これまでの仕事で得た「為替の動向を予想する知識」や、トレーダーとして活動している経験・体験から、自分の情報を形にしたいと当サイトを製作しました。
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