【有事の金】「GOLD」はハイローオーストラリアで稼ぎやすい!特徴を解説
こんにちは真咲です。今回はハイローオーストラリアでも取引可能な銘柄「GOLD」について解説を行いたいと思います。
GOLDというのは「金取引」の事で、どこの国へ行ってもその価値が認められているため、別名「無国籍通貨」と呼ばれます。その価値の高さから通貨や株の破綻リスクを避ける資産として購入される事も多く日本では「有事の金」とも呼ばれていますね。
つまりGOLDは世界情勢が不安定な時に買われる事が多いので、価格動向が予想しやすいです。これは現在のロシア侵攻でも現れており、GOLDの買いが続いている状況となっています。
そのため今回はこの「GOLD」について書くことにしました。ハイローオーストラリアでは「1日取引」にてGOLDの取引が可能なので、是非この記事を参考に取引を狙って頂ければと思います。
GOLD(金)とは金相場の事
GOLD取引というのは金相場の取引の事を指します。「USD/JPY」の様な取引が金相場に変わったとイメージして頂ければ分かりやすいと思います。
そのためバイナリーオプションにおいては特に大きな変化は無く、これまで通り通常の取引方法で行って頂いて問題ありません。
ハイローオーストラリアでは「Highlow」及び「Highlowスプレッド」にて選択する事ができ、取引時間は23時間のみとなります。
ちなみにGOLDはドル建て(価格の表記)となっています。
有事(戦争)の際なぜGOLDは買われるのか
有事の際何故GOLDが買われるのかについて現在のロシア侵攻を例に簡単に触れていきます。
これはロシア、ウクライナ間での軍事戦争によって強い経済制裁を受けたロシアの通貨「ルーブル(RUB)」のチャートです。
戦争が始まる前までは1ルーブル平均1.5円程度だったのが、経済制裁後は0.88円まで落ち込んでいます。約2倍の価値が下がっています。(※2024年1月地点では1.66円まで回復)
そのため自国民を含め「RUB」を保有している方は更なる価格低下を受ける前に自分の資産を価値の変わりにくい安全資産に移そうとします。
一般的に有事の際は世界的にも需要のある米ドルを始めユーロや円に退避しますが、それでも国の紙幣なので、より安全なGOLDへ資産を移すという方も多いです。
そのためこの様に安全資産のGOLDに買いが集中します。GOLDの価値はどの時代も変わらず高価なものなので、リスク回避のためにとりあえず買っとけというのは今も昔も変わらないですね。
自分事として「JPY」の価値が万が一下がる様な事態に陥ったら間違いなく資産をGOLDやドルや仮想通貨等、何かしら別のものに変えると思います。
GOLDは安全資産
リスク回避の手段としては他に米ドルや日本円、ユーロなどの通貨に変える事が挙げられます。ですが通貨の場合は暴落などリスクも常に抱えた状態ですので、絶対に安心とまではいきません。
しかしGOLDの場合は通貨が暴落をしたとしても、影響を受けにくく比較的その価値や価格を維持する傾向があるので安全資産と言われます。
そのためGOLDは戦争や経済危機などで通貨に大きな影響が出る場合、その特徴を利用して買いが増え価格が上昇していきます。
つまり世界情勢が不安定な現在等はGOLDが買われるので、比較的価格動向が予想しやすいという事です。
また戦争や世界情勢の他では世界で最も需要のある米ドル相場に動きがあると、GOLD相場が活性化しやすいです。
GOLDの分析方法について
それではGOLDの分析方法について解説を行います。GOLDの特徴としては以下の事が挙げられます。
・NYダウや米ドルと逆相関にある
・ユーロとは相関関係にある
・テクニカルが効きやすい
覚えやすい事としてGOLDはユーロと同じ動きをし、米ドルとは反対の動きをするという事ですね。これが相関と逆相関になります。
また市場参加者も非常に多いのでテクニカル分析が効きやすく、想定外な動きを見せにくいという事も挙げられます。ではそれぞれ細かく見ていきましょう。
NYダウ(米株式市場)や米ドルと逆相関
まず始めに覚えておきたいのが、米株式市場のNYダウと逆相関関係にあるという事です。
つまり米ドルが上がるとGOLDは下がり、米ドルが下がるとGOLDが上がるというのが逆相関関係で、この動きは「EUR/USD」の相場と同じです。
世界の景気悪化や地政学リスクがあると米ドルの価格が下がり、GOLDの価格が上昇しやすくなります。
例えば2008年のリーマンショック、直近の2020年の新型コロナショックの際、世界的な株価暴落にも関わらずGOLDの価格が急上昇しました。この様に世界情勢が悪くなると「有事の金」としてGOLDの本領を発揮します。
現在で言えばロシアによるウクライナ侵攻ですね。この様にTVレベルでも良いので世界の経済ニュースをチェックしておくと、GOLD相場の動きが読みやすくなりますね。
市場参加者が多くテクニカル分析が効きやすい
一般的に、市場参加者が少ない相場では「仕手」や「大口買い」と言った一部の投資家の動きで大きな値動きが起きる事が多いのですが、GOLDでは参加者の数が多いので市場操作が出来ず、大衆心理で値動きする事がほとんどです。
つまりインジケーターを使ったテクニカル分析通りに動く事が多いので勝率を安定させやすいですね。
また同様の需要がある米ドルやユーロ、円等もGOLDの様に市場参加者が多いためテクニカル分析が効きやすいです。
これはGOLDに限った話ではありませんが「市場参加者の多さ」は取引の安定性にも繋がる為、覚えておくと銘柄選びにも役立ちますよ。
ハイローオーストラリアのGOLD(ゴールド)取引について
GOLD取引について解説を行った所で次はハイローオーストラリアでのGOLD取引の方法についてお伝えしていきます。
「GOLD」はハイローオーストラリアの「Highlow」及び「Highlowスプレッド」にて取引を行う事が可能です。
「全ての資産」から見つける事ができますが、見つからない場合は赤枠の検索窓から「GOLD」と入力する事でも見つける事が出来ます。
1日取引のみ
ただしハイローオーストラリアのGOLD取引にて1点だけ注意すべきする事があります。それはGOLD取引が「1日」しかない事です。
ですので30秒~5分と言った「Turbo」は勿論の事、「HighLow」においても15分や1時間等の取引が出来ません。
「1日」取引はAM8:00~翌AM6:00が対象となりますが、期間内であればAM5:45まではいつでもエントリーする事ができるため、現時刻に合わせて1時間~1日足等をみて取引を行いと良いですよ。
AM8:00 ~ AM11:00 = 1日足
AM11:00 ~ PM23:00 = 4時間足
PM23:00 ~ AM5:00 = 1時間足
私自身はこの様な見方をしています。取引終了時刻が決まっている為、現時刻に合わせて時間足を変更しています。
あくまで私のやり方なので人それぞれやり方は違うと思いますが、もしローソク足の時間帯で迷っているなら1つの参考にして頂ければと思います。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。今回はGOLDの特徴とハイローオーストラリアでの取引方法について解説を行いました。
・米ドルと逆相関関係
・市場参加者が多い為テクニカル分析が効きやすい
・取引の安定性からハイローオーストラリアでは1日取引のみ
GOLDはどの時代においても価値の変わる事の無い資産であり、それは戦争や景気悪化、地政学リスク等の有事の際に真価を発揮します。
またその性質から「米ドル(USD)」と逆相関の関係を持ち、米ドルが下がるとGOLDの価格が上がり、米ドルが上がるとGOLDが下がるのでとても見やすいですね。
これらの特徴から市場参加者も多く、一部の投資家による市場操作が出来ないため、テクニカル分析が効きやすいため安定して勝ちやすいのも特徴です。
しかしその勝ちやすさ、読みやすさが影響してハイローオーストラリアでは「1日」取引しか出来ないのでその点が唯一のデメリットとなっています。
ですがハイローオーストラリアの1日取引では最大ペイアウト率2.00倍で取引を行う事が出来るので、そのペイアウト率の高さ、勝ちやすさを武器にして是非このGOLD市場を攻略してみて下さい。