ハイローオーストラリアの30秒取引攻略にはウィリアムズ%Rが最適

こんにちは真咲です。今回はハイローオーストラリアの30秒取引の攻略法についてお伝えしたいと思います。
ハイローオーストラリアの30秒取引は、最大2.30倍のペイアウト率(Turboスプレッド時)で取引が出来る事が特徴で「短時間」×「最高倍率」というバイナリートレーダーの理想ともいうべき内容で提供されている、最も人気のある取引となります。
2.30倍というペイアウト率なので仮に1勝1敗の勝率50%でも投資額の30%の利益が出る…というのが魅力的ですが、短時間で本当に利益を出し続ける事が出来るのでしょうか。
結論から言うと、適当にやっていてはほぼ確実に負けます。
ですが「負ける理由」と「攻略法」の2点を理解する事で間違いなく30秒取引で利益を増やす事ができます。
この2点についてそれぞれ細かく解説を行っていきますので是非参考にして下さい。30秒取引の攻略法は見つけるまでかなり苦労した鉄板手法ですので、最後まで読み進めて頂ければ幸いです。
ハイローオーストラリアの30秒取引とは

改めてご紹介しますと、ハイローオーストラリアの30秒取引というのは「Turbo(ターボ)」「Turboスプレッド」にて行える短時間取引の1つです。
エントリー(取引開始)から30秒後の結果を予想する取引なのですぐに結果が出る上、ペイアウト率最大2.30倍と業界の中でも最も高い事から手軽に取引を行う方も多く、初心者~上級者関係なくハイローオーストラリアの中で最も利用されている取引時間帯です。
ちなみにハイローオーストラリアはこのターボ取引を含め以下4種類の取引方法があります。
長期取引(15分・1時間・1日)
・「HighLow」
・「HighLowスプレッド」
短期取引(30秒・1分・3分・5分)
・「Turbo」
・「Turboスプレッド」
今回ご紹介する「短期取引」のTurbo(ターボ)取引はすぐに結果が出るので、仕事の小休憩中や家事の合間などの隙間時間に取引をする方が多いですが、逆にそれが罠となっています。手軽に取引できる事からと分析を行わずに取引を行う方が多いのも事実です。
この「なんとなく取引」は絶対に辞めましょう。負けますし資金が解けます。
30秒で稼げる分、30秒でお金も無くなります。せっかく自己資金を使って取引を行うのですから適当な事はしたくないですよね。
30秒取引のペイアウト率は1.90倍~2.30倍

では次にハイローオーストラリアのTurbo30秒取引、及びTurboスプレッド30秒取引のペイアウト率についてお伝えします。
Turbo:1.90倍~1.95倍
Turboスプレッド:2.25倍~2.30倍
30秒取引では「USD/JPY」等の通貨ペア以外にも、「BTC/USD」等の仮想通貨銘柄が存在し、仮想通貨銘柄が絡んでいるペアは「Turbo」でペイアウト率が1.90倍、「Turboスプレッド」で2.25倍となっています。

また2022年10月以前は「Turbo」取引における「USD/JPY」の通貨ペアのペイアウト率は2.00倍と他のペアよりも0.05倍も高かったのですが、円安の影響もあり予想が立てやすかったため引き下げられる形となりました。
それでも損益分岐点は「51.28%」と業界一稼ぎやすい事には変わりないのでどんどん使っていきましょう。

勝ちやすい通貨ペアは「USD/JPY」「EUR/USD」ですが、その理由については長くなるので別途上記記事にてまとめています。
「Turbo」「Turboスプレッド」30秒取引の損益分岐点
次に両取引の損益分岐点について解説します。
損益分岐点というのは、利益にも損失にもならない勝率の事を表します。例えばペイアウト率2.00倍なら勝てば投資額の2倍となり、1勝1敗でも損益は0円なので損益分岐点は50%となります。
ではペイアウト率1.90倍~1.95倍の「Turbo」と2.30倍の「Turboスプレッド」ではどうでしょうか。
「Turbo」30秒/1.90倍…52.63%
「Turbo」30秒/1.95倍…51.28%
「Turboスプレッド」30秒/2.25倍…44.44%
「Turboスプレッド」30秒/2.30倍…43.48%
当然ながらペイアウト率が高い方が損益分岐点は下がります。ここまでの勝率があれば損にはなりませんので目標も立てやすいと思います。
ですが損益分岐点前後の勝率では利益は思う様に上がらないので、なるべく高い勝率を目指して取引をする事で、より確実に利益を出していきましょう。
負ける理由は「引き分け」と「スプレッド取引」

それでは本題に入ります。冷静に考えて「短時間なのに何故ペイアウト率が高いか。」理由は簡単で、取引時間が短い事で引分けが起きやすく負けやすいからです。
ハイローオーストラリアでは同値(引き分け)は負け扱いになります。
また最大ペイアウト率であるターボスプレッドにおいては、30秒という短時間につき、指定された値(スプレッド)に届かず負けてしまう事が多いため2.30倍に設定されています。
つまり、為替の動く時間帯を知れば負ける確率をグッと下げる事が可能です。それではこれらの対策法について解説を行っていきます。
引き分け(ドロー)がある事で実は勝率が下げられている
30秒取引では時間が短い事でエントリー時と終了時の値が同じである「引分け」が発生しやすいです。ハイローオーストラリアではこの場合負け扱いとなるので注意しましょう。
2択の取引なので一見勝率50%と思いがちですがこの引分けの存在によって実は目に見えない所で勝率が下がっています。
予想通り → 勝ち
予想を外す → 負け
引分け → 負け
この様に負けやすい構図となっています。そのため為替変動の少ない時間帯に30秒取引を行うのは資金を溶かしに行くのと同じです。
為替相場の動きにくい時間帯で30秒取引を行うと10回に1回は引き分けが起こります。つまり、裏を返せば引き分けをなくす事で10%勝率が上がるというにも繋がるため時間帯を選ぶことは非常に重要なポイントとなります。
30秒取引必見!相場が動きやすい時間帯と通貨
30秒取引に適した時間帯をまとめました。為替相場が大きく動きやすい時間帯と通貨を、理由と共に解説しているので見ていきましょう。
時間 | 動く理由 |
---|---|
3時~4時 | シカゴ先物市場の取引清算に合わせ、米ドル(USD)を中心に相場が動きやすい。 |
8時30分~50分 | 日本の経済指標発表時間帯。円(JPY)を中心に相場が動きやすい。 |
9時 | 東京市場オープン。輸出や輸入企業が9時と同時にマーケットに参加する場合があり、その際は米ドル円(USD,JPY)を中心に相場が動きやすい。 |
9時55分頃 | 東京市場で、銀行が当日の仲値を決定する時間で9時50分頃から動きだす。輸出企業の決済が多いと米ドル(USD)売りに、輸入企業の決済が多いと米ドル買いに大きく動きやすい。仲値決定後の9時55分以降も、売買が発生し10時30分頃までは相場が動きやすい。 |
10時30分 | 豪州の経済指標発表時間帯。豪ドル(AUD)に絡んだ通貨ペアが動く場合が多い。 |
夏:16時 冬:17時 | ロンドンの朝。日本の仲値決定の様にロンドンで仲値を決める時間。日本の投資信託も絡むことが多く、ユーロやポンド(EUR,GBP)絡みの通貨を中心に相場が動きやすい。 |
夏:16時〜19時 冬:17時~20時 | 欧州、英国の経済指標発表時間帯。欧州、英国の経済指標が予想が外れると、ユーロやポンド(EUR,GBP)絡みの通貨を中心に相場が大きく動きやすい。 |
夏:21時30分~24時 冬:22時30分~25時 | 米国経済指標発表時間帯。雇用統計やGDP(国内総生産)など米国の主要経済指標はこの時間に発表される。予想が外れると、米ドル(USD)に対して全ての通貨が大きく動くので極めて重要な時間帯。 |
簡単にまとめると、東京市場で8時30分から10時までの1時間30分、ロンドン市場で16時から19時までの3時間。ニューヨーク市場で21時30分から24時までの3時間30分が相場の動く中心時間帯となります。
また最も動くのは21時30分から24時の間です。欧州の午後とニューヨークの午前が重なり、トレンドが非常に発生しやすいので30秒取引は勿論、全ての取引で狙っていきたい時間となります。
※冬時間(11月第1日曜日から3月第2日曜日まで)の場合は午後の狙い目時間が1時間後倒しとなります。
ターボスプレッドは罠!本気で勝つならターボを選択すべし

30秒取引において最も負ける理由は「スプレッド取引」にあります。
ターボ、およびハイロー取引では「判定時刻のレートが購入した時点のレートと比べ、上がるか下がるかを予想するだけの取引方法」ですが、スプレッド取引では「購入した時点のレートに±0.20~±2.20のレート幅が付き、そのレートを超えて上がるか下がるかを予想する取引方法」となります。

たとえ予想方向に進んで取引を終えたとしても、このレート幅を超えなければ勝ちにはなりません。そのため難易度が上がる分、ペイアウト率は2.30倍と最高額を誇っています。
ただでさえ30秒取引は時間が短く引き分けが起きやすいというのに、わざわざスプレッドを付けるというのは資金を溶かしに行くのと同じです。
ペイアウト率2.30倍は損益分岐点も43.48%と、勝率50%未満でも資金が増えるという点においては魅力的ですが、勝率が下がる為実際の所は「他の取引よりも稼げなかった」というのは良くある話です。
目先の欲にとらわれず、単純に上がるか下がるかを予想するだけの「ターボ取引」を選択するようにしましょう。
「ターボ取引」でもペイアウト率は1.95倍と、他の業者でもここまで高い倍率は無いので十分すぎる内容です。30秒取引で利益を上げるなら間違いなく「ターボ取引」をオススメします。
ターボ30秒取引の攻略法(ウィリアムズ%R)
それではここからはハイローオーストラリアの30秒取引の攻略法についてお伝えします。選択する取引は「Turboスプレッド」ではなく「Turbo」です。
私の鉄板取引手法はテクニカル分析「ウィリアムズ%R」を用いた順張り取引です。見方は非常に簡単で、コツも掴みやすいです。
ちなみに30秒取引に限らず、ハイローオーストラリアを攻略するにはMT4を使います。今からお伝えするウィリアムズ%Rも、MT4の中のインジケーターの中にありますよ!
もしまだMT4を落としていないよって方が居ましたら下記記事を参考にダウンロードを行ってくださいね。

それでは30秒取引の攻略法に移っていきましょう!
線を超えたらエントリー!「ウィリアムズ%R」で順張り

MT4のインジケーター「Williams’ Percent Range」というオシレーター系インジケーターを使います。
一定期間の最高値と最安値からなる価格変動幅の中で、直近の終値が相対的にどのレベルにあるのかを示したもの。
「0~-100%」の数字で表示され、0%に近いほど高値警戒水準、-100%に近いほど下値警戒水準となります。
ウィリアムズ%Rの設定方法

MT4左上の「挿入」より「オシレーター」→「Williams’ Percent Range」と進みます。

パラメータ設定はデフォルトの「期間:14」「下限設定:-100」「上限設定:0」を使用します。なのでパラメータ設定は触らなくてもOKです。

設定完了後はこの様に表示されます。基準線の部分は「0」「-20」「-80」「-100」となっているはずです。
ウィリアムズ%Rを使ったエントリータイミング

数値が-20%以上で「売り」のサイン、-80%以下が「買い」のサインとなりますが価格の小さな振れに敏感に反応しやすいので、0%近辺なら「LOW」、-100%近辺を「HIGH」と決めつけないようにしてください。ここ本当に重要です!
エントリーするタイミングとしては一度「-20」を超えたものが戻ってくる時と、「-80」を超えたものが戻ってくる時の2通りです。
0%~-20%の水準から下に進む=LOWエントリー
-100%~-80%の水準から上に進む=HIGHエントリー
「-20%や-80%に触れたから取引!」ではなく、それらを抜けた後の戻りを順張りエントリーするようなイメージで、ローソク足も完成時もしくは完成間近が基本です。
実際に取引を行いますのでコツを深めていきましょう。

ウィリアムズ%Rの値がレンジ外から-20%の値に下抜けてきたためここがエントリーポイントとなります。突き抜けたのを確認したらすぐにエントリーしてください。

この様にウィリアムズ%Rに従い綺麗にトレンドに乗る事が出来ます。

こちらも同じですね。ウィリアムズ%Rがレンジ外から-20%を下回り突入してきたのでエントリー。エントリー直後に大きく下降しているのが分かりますね。

そのまま下降し続け危なげなく勝利することが出来ました。このウィリアムズ%Rを使えばハイローオーストラリアの30秒が難しいという話が嘘のように感じます。
コツさえ掴めばずっと使える手法で、私の鉄板取引方法なので自分に合うと思ったら是非取り入れてみてください。
ウィリアムズ%Rの30秒取引攻略のコツは「ワンクリック注文」
30秒取引におけるコツは、エントリータイミングを逃さない事。時間が短い取引でのエントリーロスは避けたいので、「ワンクリック注文」を使う様にしましょう。

これでHIGHかLOWを押すだけで注文することが出来ます。文字通りワンクリックで注文できるので誤クリックには注意しましょう。
後は、この手法のエントリーポイントを正しく理解する事が一番のコツです。

ウィリアムズ%Rを使った取引は「-20%を超えた」「-80%を超えた」からエントリーでは無く、その戻りを狙うという事を再度認識しましょう。
「0%~-20%で推移していたウィリアムズ%Rが-20%よりも下へ行った時」
「-100%~-80%で推移していたウィリアムズ%Rが-80%よりも上へ行った時」
この時がエントリーを行うべきポイントです。

このパターンでも同様に、-20%を超えていますがそこでエントリーしないことです。必ず-20を下抜けるまで待つ事です。
逆のHIGHを狙う場合も同様です。-80%を超えたからエントリーするのではなく、-80%を上抜けるまで待つ事が大事です。
また抜けるタイミングも重要で、なるべくローソク足の完成時が望ましく、それ以外ではローソク足完成までに残り時間が短い時などです。
ついついチャンスだと思いエントリーしたくなりますが、このルールをしっかりと理解する事が攻略のコツですよ!
勝てない時は「エンベロープ」を使ってウィリアムズ%Rを補助しよう

相場の状況によってはウィリアムズ%Rでサインが出てても、エントリー後にまた戻るという事があります。
「0」から「-20」を下抜けたのにエントリー直後にまた「-20」以降に上がってしまう場合等の事です。トレンド相場の時によくありがちなので注意しましょう。
なのでもしウィリアムズ%Rだけで思ったように成果が出ない場合は「envelope(エンベロープ)」を入れてみて下さい。

こちらがエンベロープ導入後のチャートです。エンベロープの範囲外でチャートが推移している時はウィリアムズ%Rも範囲内外に出たり入ったりとチラチラしていますよね。
この時に取引を行うと負ける可能性が高いので、こういった事が続く場合はエンベロープを導入して更にウィリアムズ%Rの精度を高めてみてみましょう。

エンベロープの設定値について解説します。この設定値は「USD/JPY」用になります。
期間:20
偏差:0.03
となります。「偏差」については各通貨ペアによって変える必要がありますが、私自身「USD/JPY」の銘柄でしか30秒取引は行わないので他の通貨ペアではこの偏差値は使えない可能性があります。
そしてエンベロープを使う際は「Moving Average(移動平均線)」を合わせて利用しますので表示しましょう。

併せて表示する移動平均線の設定値はこちらです。
期間:20
エンベロープと同じ期間にします。
これで取引してはいけないタイミングが視覚化されますので、幾分か取引しやすくなると思います、試してみて下さい。
まとめ:相場が動く時間に絞りウィリアムズ%Rで取引を行いましょう
最後まで見て頂きありがとうございます。今回はハイローオーストラリアの30秒取引、私の鉄板攻略手法をご紹介しました。
為替相場が動きやすい時間帯にMT4のインジケーター「ウィリアムズ%R」を使い取引を行うという内容です。
コツはハイローオーストラリアのエントリー方法を「ワンタッチ取引」にしておき、ウィリアムズ%Rのサインが出たらエントリーを掛けていく方法です。
そして勿論手法も大事ですが私個人的には、「取引を行う時間を予め決めておく」事が大事だと感じています。狙い目は大きく動きやすい16時~24時の間です。
昼間の時間帯は動きが少なく、例えサインが出ても引き分けになるリスクが高まるため、夕方以降に取引する時間を決めておくといいですよ。
デモ取引もありますから、何度かトライしてコツを掴んでくださいね!